『人生はなるようになる』
こんにちは。高3担当の赤秀です。
まず共通テストお疲れ様でした。去年は共通テストが前代未聞の結果となり、今年はどうなるのだろうと不安も大きかったと思います。それでも否応なく共通テストが終わり、結果が出て安心した人、大成功した人、失敗した人と様々だと思います。その中で失敗して志望校を変えざるを得なく、絶望感に駆られる人もいるのではないでしょうか?
本日お話しするのは『人生なるようになる』といったオプティミズムな考え方のお話です。今絶望感に浸っている人には是非読んで考えて頂きたい内容です。
突然ですが、人生はなるようになります。僕は自分の人生を振り返った際に『人生はなるようになるものだ』と感じることがあります。
私事ではありますが、少し話させてもらうと僕は受験生時代には大阪大学の薬学部を目指して三年間猛勉強しました。しかし荒れ狂う共通テストで取れず、二次試験の得点力との兼ね合いで泣く泣く金沢大学を受験しました。正直当時は今までやってきた学習量への自負や実力へのプライドもあり、すごくショックですぐには切り替えられませんでした。
ただ実際金沢大学に入学して感じたのはここで良かったのかもしれないということです。
どういうことかと言うと、僕は今理工学域物質化学類に所属していますが、元々経済経営(殊にマーケティングや経営学)にも興味があったことと金沢大学では文理融合を推進していることから一般社団法人日本インバウンド連合会(JiF)北陸ブロック金沢大学支部の事務局長として様々な活動やビジネスを行うことに加え教授や同じサークルの先輩にコネクトを取って人間社会学域経済学類2年後期で配属のゼミに理工の一年生ながら参加しています。やりたかったことが出来て充実しています。
ここで結局何が言いたいかというと、後から思えば受験期の失敗はちっぽけなものであって、別に失敗して良かったということです。これが失敗しても『人生なるようになる』といったことの真意です。振り返ってみれば今の自分があるのは運が良かっただけだとも感じます。あの時あの人にあったことでここまで来たといった経験であったり、偶然の出来事から今に至るといった経験であったりは皆さんが過去を見返した際によく感じるところでもあると思います。
今皆さんは共通テストを受け、数字として結果が出てきて志望校が厳しく変更を余儀なくされ絶望している人もいるかと思います。そのような人には是非『人生はなるようになる』といった考えを少しでも持ってもらい、人生に少しでも希望を持ってほしいです。受験は現状人生を決める大きな節目であることは言うまでもありません。(若干19歳ですが)僕の経験則から言うとすれば現時点で自分の思い描いていた人生なんてまだまだ世界が狭いですし、違う志望校に進学してもその先には自分では想像し得ない世界が広がっていて考えが変わることもあると思います。
ただここで勘違いしないでほしいのが『人生はなるようになる』と言って人生決定をアウトソーシングするのではありません。この先自分の人生を良くするかどうかは自分次第です。共通テストで失敗したなら次の二次試験では挽回出来るように一層努力すればいいではないか。諦めず浪人するという手もある。当然志望校を変えるのも一つだ。結局は自分次第で、自分が置かれた地で咲く努力をするか否かで人生は如何様にでも変わります。その時々で自分で考え、悩み、選択・決定してきた結果として『人生はなるようになる』のです。この過程を大切にしてください。
それでは皆さん希望を捨てず最後まで全力を尽くして下さい。応援しています。
