お疲れさん。そして次のステップへ
前高3担当の赤秀です。題名の通りまずは受験生お疲れ様でした。上手くいった人もいかなかった人も頑張った自分を認めてあげてください。僕は幸いにも大学受験を何とか潜り抜けてきた人なので上手くいった人向けにしか書くことは出来ませんがお許し下さい。ということで、最後にはなりますが大学受験が上手くいった人向けに書こうと思います。
それではまず大学合格おめでとうございます。予定通り上手くいった人、最後まであがき続けたことで合格を勝ち取った人と様々だと思います。来月からは皆さんが待ち望んだ大学生生活です。石川県外に出る人も多くいるのではないでしょうか。大学生活というのは三者三様です。自分がこうなりたい!これをしたい!ということをぶらさずに持ち続けて行動できれば、それこそ今までは考えても思ってもいなかった世界や将来へと進むことにもつながることでしょう。せっかくの待ちに待った大学生です。思う存分遊ぶ、新しい趣味やサークル・部活を頑張る、資格勉強を頑張る、専攻の勉強を頑張る、課外活動に参加する等色々各々思い描いていることがあると思います。
僕からはとにかくやってみろということを伝えたいと思います。僕が大切にしている言葉として「とにかくやってみる。迷ったときは厳しい方へ」という言葉があります。これは僕が地元の東進に通っていた時に三年間担当してくれた担任助手の方の言葉です。これを胸に今まで大学で様々なことに取り組んできました。この言葉のおかげで僕の人生はこの大学生活を機に大きく変化したとも感じます。ただ人は何か新しいことに取り組む際に物事の負の部分にばかり目を向ける癖があります。確かに大変でないものはないです。ただそれを乗り越えた先かその過程で感じる深い学習があると思います。これは受験でよく感じているところではないでしょうか。これを大切にしてほしいです。本当に人生を変えることが出来ると思います。
あと一つだけ最後に伝えておきたいことがあります。それは「おかげ様」への感謝です。これは僕が「人に喜ばれる人になりなさい」永松茂久著(すばる舎)を読んで学んだことと自身の大切にしていることを掛け合わせたものです。世の中には「おかげ様」っていう神様がいます。それは意識しないと目に見えないものです。それは時には家族かもしれないし、時には友達、時には先輩、時には近所のコンビニ店員かもしれない。この「おかげ様」を意識して感謝できる人になってほしいです。県外で一人暮らしをする人は特に「おかげ様」である家族の存在を忘れないでほしいです。生活費を仕送りしてくれるのは誰ですか?一人暮らしで面倒がっているその家事を今までやってくれていたのは誰ですか?遠くに離れて忙しい日々の中で忘れてしまうこともあるかもしれない。だけども家族の誕生日や母の日、父の日にはバイトして稼いだ給与でプレゼントでも買ってみてはいかがですか?今あなたが我が物顔している裏で家族はあなたの為に自分のことを犠牲にしているかもしれません。受験費用、入学金、授業料を払ってくれた人、受験期支えてくれたのは誰ですか?今頭に浮かんだ人に「今までありがとう」と伝えてください。既に引っ越していて会えないならLINE等でも良いと思います。
長くはなりましたが、この先今までと全く異なる世界へと進む前に絶対に伝えておきたい大切なことを書きました。これら全ては僕が生徒の時に能開・東進の先生や担任助手の方に教えていただいたことであり実体験を基にしています。最後の最後まで口うるさい人ではありましたが、今後の人生の中でこんな事言ってたなと思い出してもらえると嬉しいです。
東進衛星予備校 赤秀 颯太
