時の流れは止まってくれない

 高1担任助手の青山です。季節は秋となりましたが、急激に寒くなり、受験生の皆さんは特に風邪を引かないように気をつけましょう。

 私も、約二ヶ月間の夏休みも終わり、大学の授業も本格的に始まりました。大学の講義は一コマ90分なのですが、正直言って90分間席に座って授業を受けることが苦でしかありません。高校生の皆さんは毎日、朝から夕方まで授業を受けることがよくできるなと感心するばかりです。

 当然大学でも、宿題が与えられます。私は基本一日2,3コマを受講しているので、授業の合間に宿題をやり、夜は部活(バスケットボール)に勤しんだり、東進に担任助手として出勤したり、時には友人と食事に行ったりと、大学生っぽいことをしています。

 ここで皆さんに考えて欲しいことがあります。

 それは、「隙間時間の活用」です。

 皆さんにとっての隙間時間といえば、授業の合間の休憩時間だったり、学校までの通学中、食事を取っている時など、探せばいくらでも出てきます。

 高校一年生の皆さん、現在二年生の新規受講計画について担任の先生からお話しをされているところですね。一年生で取った受講もすべて終わり、何も残すことなく次に進める人、一方でまだ一年次の受講がたくさん残っており、次に進めずにいる人、様々です。

 既に順調な人は、自分のペースで学習を進めていってください。

 順調ではない人、どうしましょうか?今残っている受講を適当に流しますか?

 もちろんそれはやってはいけないことです。

 東進の講座はどれもクオリティが高く、しっかり受講すれば、必ず自分の糧となります。周りが新規の受講に取り組んでいる中、自分だけが一年次の受講をやっているのは不安でしょうが、自分のためにも残っているコマはきっちり受けきりましょう。

 そして、今回のテーマである「隙間時間」をうまく活用してください。

 残コマが残っている人のほとんどは部活に所属しています。私も生徒から話を聞く限り、「部活が楽しい」「今は部活に集中したい」といった声をよく耳にします。

 高校での部活は今しかできません。全力で後悔のないように頑張ってほしいです。

 しかし、皆さんはせっかく東進に在籍しているのですから受講も疎かにしないようにしてください。毎日東進に来ることが難しくても、自宅で受講もできます。毎日一コマ受けることだって難しくはないはずです。疲れて家でスマホ触る時間を東進の受講に充てましょう。そうやってうまく時間を使えば、できるはずです。隙間時間をうまく活用する力を身につけておけば、受験生になった時だけではなく、大人になってからも大きく役に立ちます。

 これは受験生の皆さんにも言える話です。

 受験生は本当に時間がないですよね。もう秋で、気がついたら共通テストです。限られた時間で自分の実力を最大限上げるためにも、今は精神をすり減らしてでも勉強するべき時です。自分を追い込んで、自分に打ち勝つことができれば、人として大きく成長することができるでしょう。

 私も10月からできる限り、学生スタッフとして勤務しようと思っています。

 これまで以上に皆さんの力になれるように私自身も精進いたします。