独り言2

寒い時期が続き、お昼寝をすることが習慣になってきました。こんばんは担任助手の坂井です。

僕は数学のゼミに所属しており、ゼミでは一冊の本をみんなで読んでその内容をまとめて発表すると言う形式をとっています。この文だけで見ると簡単そうに見えますが、書いてある内容が難しく理解するには時間がかかります。また定期的に本に誤植があるのでそれを補っていると発表するには存外労力がかかっています。

僕が数学の本を読んでいて特に嫌いな言葉がいくつかあります。それは、「it is easy to show」「the proof left to reader」「clearly 」です。初めは僕も「じゃあこの証明は簡単なんだー」と思い解いてみました。ですが、簡単と言っているのは作者の感想であって、僕たちにとっては全然簡単ではありません。僕はこれらの文章を見るたびに作者に怒りを覚えます。1+1=2くらいのものを簡単と言って残りは証明をつけてほしいですね。(実際証明を完璧に書いていると文章が膨大になりすぎますが…)

これだけ文句を言ってきましたが、数学の本を読みながらあーでもないこーでもないと唸ったり、行間を埋める作業は嫌いではありません。むしろこの唸っている時間こそが数学をしている時間だなと感じます。