入試向けの解き方を身に着けよう
こんにちは
高1担任助手の土井です
夏の暑さが過ぎてだんだんと冬の気配を感じる季節になってきましたね。
さて、みなさん学校で行った夏休み明けのテストを覚えていますか。一カ月ほどたっているのでちょうどよい復習のタイミングかなと思います。一年生にとっては初めての大型休暇あけのテスト、やはり難しかったと感じる人の方が多いと思います。では一体なぜでしょうか。皆さんが勉強をさぼっていたせいでしょうか。そんなはずありません、夏休みには皆さんが受講や自習のために東進に来てくれていましたし、家でも勉強してくれていた子もいました。これはひとえに、皆さんが入試用の問題の解き方に慣れていないことに原因があったと思います。休み明けのテストはほかの定期テストと比べ大学の二次試験をイメージした造りとなっていてまだ過去問演習を行っていない皆さんにとっては不利としか言いようがありません。以下では、数学を例にとって入試用の解き方を紹介していきたいと思います。皆さんは最終的に入試を受けて大学などに進学すると思うので身に着けておいて損はないと思います。
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まず一つ目は、王道ですが「できる問題から解く」です。
基本的に大学の二次試験では6、7割取ることができれば受かると言われています。もちろん大学、学部によっては前後しますが満点を取らないといけないようなことは起きにくいです。つまり入試はいかに時間内で解くことができる問題をさがしてミスなく解くかという教相だと私は思います。
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二つ目は、「前の問題にヒントがないか探す」です。
これは特に数学では大切になってくると思います。数学では大問が5,6ほどでそれぞれ(1)~(3)の問題があるような構成が基本だと思います。一般的に(1)が解きやすくて(3)が難しいです。それもそのはず、(3)は(1)(2)をヒントに解く前提のもと製作者は出題していることが多いです。なのでみなさんが普段解くときもこれらのヒントがないか探すようにしていけば自然に入試用の解き方が思い浮かぶと思います。ちなみにこの(1)(2)をなくして一気に(3)を解かせるのが京都大学の数学です。もし京都大学を目指している人がいたらこの(1)(2)を隠しての演習をしてみてください。とてもいい勉強になると思います。