世界史と地理は同時に学べ!

こんにちは、新しく新高3担当となりました。石山です。桜が満開になって春めいてきました。新年度ということで皆さんの学年も一つ上がりました。新高3の皆さんはいよいよ受験生です。この一年後悔のないように頑張りましょう!

さて突然ですが、みなさんは今学校で社会科を習っていると思いますし、中学でも一通りの学習はして来たと思います。高校の学習では地理、日本史、世界史といったように一つの科目を別々に学習しますので、横のつながりを意識することはほとんどないと思います。そこで今回は地理と世界史の二科目に注目して少しお話したいと思います。

地理の学習をしている人で

と疑問に思ったことはありませんか。その理由は世界史の視点で見ればすぐにわかります。

まずルーマニアをアルファベット表記にすると「Romania」であり、この「Roma」はローマ帝国のことです。この名前の由来は、ローマ帝国が最大領域を誇った時の皇帝トラヤヌスが当時、ダキア人が住んでいた現在のルーマニアの場所(ダキア)を征服したことが始まりです。このダキア人が住んでいた場所はちょうどドナウ川のすぐ奥でありここはローマ帝国の急所でもありました。そんな急所をトラヤヌスは見過ごすわけもなくダキアの地を征服しました。これを境にダキアの地はローマの重要な防衛拠点としてローマとの一体化がすすめられました。それで多くのローマ人が移り住み言語や文化がローマと一体化したことで現在でもルーマニアだけがローマが影響を強く残っています。

一見何の関係もなさそうな地理と世界史ですが、そのつながりを意識して学習してみるとより一層面白いと思います。ぜひやってみて下さい!

参考図書:世界史と地理は同時に学べ! 著:山﨑圭一