「志望校合格に向けて」

こんにちは、高2担当の石山です。

皆さん定期試験お疲れ様でした。

きちんと間違えた問題の解き直しをして次につなげましょう。

試験が終わって一安心している人も多いと思いますが、今回は厳しいお話をしようと思います。

突然ですが、皆さんは自分の志望校について「なぜその大学に行きたいのか?」と聞かれた時にはっきりと自信を持って答えられますか?僕の予想では答えられないという人がほとんどだと思います。なんとなく「東京がいい」とか「医学部が良い」とかそんな人が多いと思います。僕自身金沢大学を志望した理由もなければ、医学部に入ったのも医者を元々志していたからではありません。ですが、だからこそ皆さんには後悔のないような志望校選択をして欲しいと思います。もう一度自分の志望校についてよく考えてみてください。

次に、皆さんはわざわざ東進に入って志望校に向けて勉強していると思いますが、皆さんは自分の志望校にこのまま勉強を続けて合格できると思いますか?僕は現状維持で受かる人なんてほとんどいないと思います。受からない人はなんらかしらの改善が必要になります。何の改善が必要かは人それぞれなので分かりませんが、できるだけ具体的な改善をしましょう。

あくまで一例ですが、学習時間を増やすことが必要だとします。

その際の具体的な策として、

・隙間時間の活用。

・朝、今より30分早起きする。

・今までスマホを触っていた時間を15分短くして勉強する。

など様々な策が挙げられます。

人間は怠惰な生き物ですので、抽象的な目標では何も出来ません。具体的な策を考えましょう。漠然と敷かれたレールの上を歩んでいるだけでは、目的地へは行けません。どこかで分岐をきりかえる必要があります。それが、今です。ぜひ何らかのアクションを起こしましょう。

最後です。皆さんは、自分の志望大学の過去問は見たことがありますか?見たことがある人も問題の特徴や難易度は把握していますか?自分の大学の難易度を把握することはとても大切です。仮に僕が受験生で金沢大学に志望しているとします。そんな僕に苦手な理科を放置して、数学を東大・京大レベルまで高めることは正しいでしょうか。答えはNoです。どれかひとつの科目を高めることは間違いだとは言いませんが、合格のために遠回りしていることは間違いないです。ですから自分に必要な難易度を知るためにも一度、自分の志望大学の過去問には目を通しておきましょう。

まだ受験まで時間はあります。変わるなら今です。合格目指して頑張りましょう。